■専門家「中国は3段階でリニア路線を敷設」
中国の専門家は、中国にリニアモーターカーの広範な敷設の可能性を認めている。経済発展のレベルは地域により異なるため、経済力から見て、リニア路線の敷設も3段階に分けることができる。新華社のウェブサイト「新華網」が報じた。
貴陽でこのほど開催された全国総合交通発展座談会で、北京交通大学軌道交通の制御と安全・国家重点実験室の毛保華教授らは、リニア路線の敷設を次の3段階に分けた。
第1段階:上海―南京、上海―杭州、北京―天津、広州―深セン―香港の各路線。これらの路線には、良好な需要基盤がある。しかも現在の交通システムでは、需要に対応しきれない。
第2段階:成都―重慶、鄭州―武漢、焦作―済南、瀋陽―大連の各路線。これらの地方政府の経済力はやや劣るため、リニア技術の成熟度が高まり、建設・運営コストがさらに下がってから敷設を考慮すればよい。
第3段階:第1・第2段階を基礎に、北京―広州、北京―上海の2大路線を含む、中長距離路線の延長を検討する。リニア技術によって大都市間の距離を大幅に縮め、都市間の移動性を改善し、公共交通サービスの質と水準を高める。
国家発展改革委員会の担当者は「過去30~40年で、リニア技術は車両性能や運行制御の面で多くの難題を解決したが、1キロ1億元に上る建設コストが、この新型輸送技術の普及を難しくしている。建設費は高いが、技術の進歩、コストの低下、各地の経済発展にともない、やはり中国にはニア路線を広範に敷設できる余地がある」と指摘した。
■1~10月の国有重点企業利益総額7445億元国資委
国有重点企業の今年1~10月における主要業務営業収入は8兆3791億元で、利益は7445億6千万元に達し、コスト増と収入増のスピード格差は縮まり続け、利益は高成長を維持した。国有資産監督管理委員会(国資委)が4日に発表した。「上海証券報」が伝えた。
今年1~10月、国有重点企業の主要業務営業収入は前年同期比20.3%増の8兆3791億元を達成した。増加スピードは上半期比1.2ポイント、第1~3四半期比0.9ポイントそれぞれ上昇した。このほか、コスト・プレッシャーはいっそう緩和され、主要業務コストは前年同期比20.5%増となった。コスト増加スピードは営業収入増加スピードより0.2ポイント高かったが、これは今年に入っての最小格差となり、上半期比08ポイント、第1~3四半期比0.3ポイントそれぞれ縮小した。
コスト低下により、国有重点企業の1~10月利益は前年同期比18.6%増の7445億6千万元を達成、増加スピードは上半期比48ポイント、第1~3四半期比0.4ポイントそれぞれ上昇、今年来の増加スピード最高記録を更新した。建築資材、土木建築、自動車、有色金属(非鉄金属)、電力、機械、石油・石油化学、繊維などの業界の増加スピードはかなり速く、いずれも22%を超えた。
経営運行全体の品質向上に伴い、国有重点企業の資産品質もいっそう改善された。10月末の時点で、資産価値の維持・上昇率は前年同期比0.6%増の114.1%に達し、負債率は同比02%減の56.5%だった。自動車および機械業界の資産価値の維持・上昇率の上昇幅はかなり大きく、それぞれ14.6%と9.4%上昇した。
■07年、中国株式市場は35%上昇と予測
「2007年度申銀万国証券・投資戦略年次総会」が4日、上海で開かれた。中国で影響力のある証券研究機関の一つである申銀万国証券研究所は、2007年の上海・深セン300指数の目標は2150ポイントで、上昇率は約35%とした。中国新聞社が伝えた。
同研究所は次のように指摘した。
2007年の中国経済は安定成長を続け、人民元上昇予測も高まり続け、上場企業の業績も引続き回復していく。優良企業と資産がA株市場に流れ込むなどの基本要因に推されることで、中国A株市場は引続き繁栄していくだろう。
同研究所の首席経済学者の楊成長氏は次のように予測する。
2007年の中国経済は依然として比較的好景気状態を保ち続けるだろう。輸出と投資増加率が減少するのを考慮すると、2007年成長率は今年より0.7%引き下げた9.8%と予測される。中国の経済成長率は2020年まで年平均8%前後を保ち続けるだろう。2006~2016年までの経済成長率は年平均8.8%、2016~2020年までは6.5%と見込まれる。
楊氏はまた、「現在世界第14位の株式市場である中国A株は、2年以内に世界第10位に上昇し、世界の大型資本市場の道を歩き始めるだろう」と述べた。
■人民元の対ドル平均レート7.83元突破
人民元の上昇の勢いが止まらない。中国外国為替取引センターのデータによると、4日のインターバンク外為市場での人民元の対ドル平均レートは7.824元となり、初めて7.83元を突破した。2005年7月21日以降の上昇率は5.46%を上回っている。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。
米ドルの弱含みが人民元上昇の直接の原因となっている。取引所のアナリストは、米連邦準備制度理事会(FRB)が金利引き上げの打ち止めを発表した時、ポンドやユーロは金利引き上げの体勢を示したと述べた。このような状況の中、投資家たちは当然「ドル売り、ポンド・ユーロ買い」を選択するため、米ドルの下落は避けられなくなっている。
水曜日, 12月 06, 2006
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