中国での売り上げ代金回収について
日本国内と同様に、事前に地道な対応策をとっておくことが基本
取引先の経営状況を資料と自分の目の両方で確認する 売り上げ代金の回収に関する問題としては、販売した代金の回収が不能になることや、回収はできるが長期間かかるケースなどが想定されます。
一般的には現金回収による買い取り取引が最も安全ですが、相応のブランド力がなければ取引先が応じてくれません。そこで、出荷前に一部前金を、出荷時に残金を支払ってもらう方法がよく採られています。また、商社や有力な企業をパートナーに活用するなど、外部へ回収を委託するケースもあります。
しかし、回収不能の事態に備えるには、やはり日本国内と同様に事前に地道な対応策をとっておくことが基本です。以下のようなことに注意すると良いでしょう。
○取引先の調査:取引相手の営業許可書や年次検査報告書を取得します。これにより経営状況を把握し、担保余力の有無などを確認します。
○取引先への訪問:やはり足を運ぶことは大事です。経営者や担当者に直接会って話を聞いたり、会社の状況を自分の目で確認することです。
○契約書への必要条項記載:契約書に支払遅延発生時の処理方法の条項を設定しておきます。例えば、不動産、機械設備等への抵当権や保証人の設定などです。
中国の場合、対象企業の政府主管部門の協力を得て説得するケースも 実際に回収問題が発生した場合は、担当者や経営幹部に督促状を出し、督促内容は段階的に厳しくしていきます。それでもだめな場合は、支払遅延の理由を追求し、法的手段をとると警告します。
中国独特の方法としては、その対象企業の政府主管部門の協力を得て説得するケースもあります。それでも当事者間で解決できない場合は訴訟を起こし、強制的に回収することになります。
また、最近では銀行や金融サービスを活用した決済方法が普及し、制度も充実してきています。最も多く使われているのは、銀行引受商業手形(銀行承兌匯票)ですが、国内信用状も最近は普及してきています。
木曜日, 1月 04, 2007
登録:
コメントの投稿 (Atom)

0 件のコメント:
コメントを投稿